[653] 村松様 Name:サッチー Date:2003/09/08(Mon) 20:25
今年もこちらのホームページに大変お世話になりました。
ボランティアの方々、お世話になりました。
JRの方々、臨時電車を11時過ぎまでずっと走らせてくださり、
どうもありがとうございました。
いろいろなところで書かれてあるようにシャトルバスについては
まだ改善が必要みたいですね。
私は、駅まで歩いたので、順調に帰ることが出来ましたが。
私が改善していただきたいと思ったのは、
アリーナ席の出入り口が一つしかないと言うことについてです。
って、もしかしたら、こちらには関係のないことなのかも知れません。
もしそうでしたらごめんなさい。
利府駅まで向かうのに、会場をぐるっと回らないといけなかったのが
ちょっと辛かったもので。
それから、21時50分までのコンサートについてですが、
それが全てを狂わせたなんて、おっしゃらないでください。
スマップは私たちのために21時50分まで楽しませてくれたのです。
やはり、最終日というものは、それくらいになってしまいます。
私はそこまで時間が延びたのはスマップが最後まで気持ちよく
歌うことが出来たからだと思います。
ボランティアの方々は大変だったでしょうが、
来年もスマップがスタジアムに来てくれることを願っています。
どうもありがとうございました。
[652] 何だかな〜〜〜 Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 20:23
キョードー東北でもわからないSMAPコンサート、というのは、キョードー東北に対する皮肉です。そう読んでください。
きれいな夜空の下で、「夜空の向こう」が流れたときは非常に感動しました。
今回、いろいろと事前勉強したので、結構好きな曲がアンコールで流れたので、良かったです。ですので、SMAPさんたちのことを悪く言うつもりは、全くありません。
それだけはいっときたい。
#MIJのCDを持っている男より (笑)
[651] Re:読ませていただきました Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 20:17
>終演9時、最悪9時半というのは、来ているファンは誰一人考えていない
私もそう思って、何度も何度もキョードー東北に問い合わせたのです。
パートナーのキョードー東北が最大延長9:30というので、それを信用したわけです。
それを信用しての話です。
#自分では信用してませんでしたけどね。
で、SMAPのせいにするなんて全く考えてませ〜〜ん。そういう風に読まないでね。
Diaryにも書いたのでそっちも読んで下さいまし。
で、2点目:
輸送警備計画は私も初期案の立案には参加しましたが、細部については警備会社任せでしたので、雨がどうたら、事故がどうたら、は、実は全くタッチしていませんでした。村松が策定したように見えるけど、詳細は前日詰めただけで実にいい加減なものです。そういう風に読みとって下さい。
[648] ご苦労様でした。 Name:りんりん Date:2003/09/08(Mon) 19:47
シャトルバスについていろいろと議論されていますが、あの混雑はある意味仕方のないもの
だと考えています。
確かに私も仙台駅行きのシャトルバスを待っていて、結局仙台駅に着いたのは1時で、文句
を言いながら並んでいた一人です。しかし一緒に行った姉と、最終的に意見が一致するのは、
バスの運転手や誘導のスタッフの方は文句一ついわず、私たちスマップファンのためにがん
ばってくれているということ。それはその姿を見て一目瞭然です。
きっとスタッフは一生懸命、どのように輸送したらいかに混雑しないか何日も考えてくれて
いたことでしょう。
たしかに並んでいる私たちからすれば、ここはこうやった方がいいとか目につく点は多々あ
ると思いますが、スタッフの皆さんは一分一秒でも私たちを目的地まで届けてあげたいと思っ
ていたはずです。
ただ単純に計算すると仙台駅までどんなに早くても40分。バスが150台あったとしても、
一度に輸送できるのは7500人。バスがいって戻ってくるまで1時間20分。20000
人が仙台駅に行くとしても3往復は確実なのです。4時間かかります。
バスがこれ以上用意できないことはバスのナンバープレートをみれば一目瞭然ですよね。
だから私たちのできることはゆとりを持ったコンサート計画を立てることなのです。
気持ちのいい、後味のいいコンサートにするためにもスタッフの皆さんに感謝しません
か?
[647] お疲れ様でした。 Name:yumi Date:2003/09/08(Mon) 19:46
仙台観光も満喫して先ほど家路に着きました(北海道から)
牛タンもとても美味しかったです!
いろいろな場所でボランティアの皆さんにお世話になりました。
何はともあれ陰で一生懸命に動いてくれた むらさん初め、すべての関係者にお疲れさまと言いたい気持ちでいっぱいです。ありがとうございました。
[646] 拝見しました。 Name:たけ Date:2003/09/08(Mon) 19:38
たぶん、ボランティアのHPということでコンサート終了後最初に疑問や提案などを書いたものです。(それまでは感謝のみだったと思います)
村松さんの裏でのやりとりを拝見しました。
どなたかも書いていらっしゃいましたが、スマップが21時30分すぎまでやったことが失敗の原因だったように感じられる部分は少し残念です。
私もこちらのHPで21時30分までということは知っていました。
同時に9年コンサートに行っている事で最終日はトリプルアンコールがあることもわかっていました。
そして、村松さんはYAHOOのSMAPカテでもご質問に答えていましたよね。
あそこをご覧になっていたのなら、マナー違反をする人・終演時間など読めていたと思います。
また、コンサート終了後などコン話で花が咲いてしまっていて声でご案内より絶対大きい看板の方が有効的です。
私としてはスマップのファンのことまで情報収集していてすごいなというのがあったからこそ、残念だったのです。
それでも、一般発売をしていた違う会場よりは規制退場を守っていたと思います。
(もちろん守っていない人も多くいたこともわかっています。)
私はどこの会場でオーラスになっても構わないし、時間がかかって帰る事もまったく苦になりません。
ただファンである私達をきちんと誘導してほしかったなぁというだけです。
あと、去年やっている会場だからこそいろいろ意見も出ているのだと思います。
いろいろな意見が出てくると思いますが、よりよいコンサートになるよういかせていただけたらなぁと思っています。
ご苦労様でした&お疲れ様でした。
[645] 拝見しましたB Name:M子 Date:2003/09/08(Mon) 19:01
けれどあの状況で
最善の方法を考えて必死に動いてくださったボランティアの皆さんや
警備の皆さんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
事実宮城オーラスはマナーの悪いファンが目立ったのも確かでした。
同じファンとして悲しくて、恥ずかしくて、怒りを感じて…
もっともっとファンがちゃんとした考えを持たなくてはいけないのも
明らかなことです。
本当に 本当に お疲れ様でした。
[644] 拝見しました。A Name:M子 Date:2003/09/08(Mon) 19:01
どの公演でもある程度お客さんが入るまで開演はしないので
まず開演時間はかならず多少なりとも遅れてしまいます。
そして、オーラスに限らずよっぽどスケジュールがギリギリではない限り
ライブは予定時間よりもオーバーしたりします。
今年は3箇所ほど参加しましたが
私の参加した公演ではそんな感じでした。
それはSMAPのみなさんのファンへの気持ち。
私はそう感じています。
特に今回はオーラスだったコトや
仙台駅から来るバス等を待っていたのかと思いますが
開演時間も予定より結構遅れていたように感じました。
そうなると当然終演も最低その分は遅くなってしまいます。
東北オーラスは初だったので
イベンターさんの方でも予想はつかなかったのかもしれませんが
必ずオーラスは公演内容もアンコールも通常よりも長い時間行われます。
開演前に言われた予定公演時間も通常よりも15分長く発表されていました。
なので、
もう少し30分〜1時間ほど余裕を見て
予定を組んでいたらもっとスムーズだったのではないかと…
あくまでもこれは一ファンの意見です。
かなり偏っていますので気分を悪くさせてしまいましたら申し訳ありません…。
[643] 仙台行きに乗りました・2 Name:あき Date:2003/09/08(Mon) 19:00
★バス乗り場が何箇所もあった
気がついたら、一箇所だけではなく、何箇所もバスの乗り場がある状態になってました。
これが一番まずかったと思います。
どこに並べばいいのか、かなり混乱していて、自分たちの並んでる所にバスがなかなか来なかったりすると、客のイライラは募るばかりでしたし、係員もバスの誘導する人はいても、客の誘導する人がほとんどいなくて、状況が分からず混乱していました。
何万人も動員するSMAPのコンサートですから、渋滞などでバスの乗車がスムーズに行かない事は、はじめから予想していました。
待たされるだろう事も覚悟していました。
ただ、係員からの何の説明もなく、どこに並べばいいのか、今どのような状況なのか、このままここに並んでていいのか、そういうことが全く分からずに待つのはかなり辛いです。
このままここに並んでいれば、確実にバスに乗れると分かっていれば、待てますが…。
もう宮城ではSMAPはやらないかなとも思いますが(一度ケチがついた会場では2度とやらないので←時間厳守できなかったわけですし)、もしまたあるようでしたら、今度はキチンをやってほしいと思いました。無料シャトルバスではなく、お金を取ってる以上は。
長文、失礼いたしました。
[642] 拝見しました。 Name:M子 Date:2003/09/08(Mon) 19:00
ヤフーの掲示板にて
ライブ後のシャトルバス等の警備うんぬんで結構意見が出ていたときに
一人の方がこちらを見れば裏側がどんなに大変だったかが分かりますよ…
との書き込みをしてくださっていました。
それでこちらへ来て読ませていただいたのですが…
まずはお疲れ様でした。
雨の中、本当に大変だったと思います。
内容を読んでいて(私は仙台駅行きのシャトルバス利用したのですが)
列に並びながら文句を言っていた自分を反省しました…
ですが、少しファンとしての意見を書かせてください。
予定通りにコンサートが進む…絶対厳守の時間は守られる…
と、考えてスケジュールを組んだのは失敗だったかな…と。
[641] 仙台行きに乗りました・1 Name:あき Date:2003/09/08(Mon) 19:00
私は、規制退場が早かったWゲートのスタンド席で、仙台駅までのシャトルバスを利用しました。
バスに乗れたのが11時45分頃で、仙台駅に到着したのが0時半頃でした。
書き込みを読んで、自分があの時イライラしながら待っていた間、こんなにいろんな事があったのかと思い、色々と考えさせられました。
実際に客として乗車した、私の意見を書かせていただきます。
私が思う問題点
★終演時間を21時半だと信じてしまったこと。
今年のSMAPのコンサートは、通常で3時間40分程ありました。オーラスで4時間を越える事は、たぶん客は薄々感づいていたと思います。
私は、利府駅の電車が増便された事を知っていましたが、その時間では絶対間に合わないだろうと、仙台行きのシャトルバスを利用する事を決めたくらいですから。(もし23時頃まで電車が走っていたら、会場から徒歩で利府駅まで行きたかったです←バスでは間に合わないと思いますので)
★シャトルバスに並ぶ列がハッキリしなかった・仕切りがなかった。
一体どこに並べばいいのか、全く分かりませんでした。
何となく列に加わり、そのまま進んで行った感じです。しかも、ロープ等の仕切りが全くないため、あとから割り込みされるんじゃないかと言う気持ちが働いて、足を進めるたびにピリピリした緊張感が辺りにあったと思います。
★ライトアップされてなかった。
真っ暗で、どこからバスに乗ればいいのか、全く見えませんでした。
どこまで歩かされるのか、それが分からずにただ時間が過ぎるのはとても辛かったです。
[640] 村松さんお疲れ様でした Name:拓ママ Date:2003/09/08(Mon) 18:58
宮城オーラスに東京から車で行くにあたって、この掲示板を最大限に活用させていただいてそのおかげで順調に往復することができたと思ってた私でした。お礼の投稿をしようと思って、この掲示板をコンサート後初めて開いて見てとても驚きました。
私は、10時20分にB駐車場を出て11時に大和ICに着きました。行きは泉ICから来ましたが、いろいろ考えた結果帰りは大和を選びました。そのおかげで早く高速に乗れて本当によかったと村松さんに感謝していました。
しかし、私たちの知らないところでこのような事になっていたとは・・・
残念です。
村松さんの投稿を見て感じたのは終演時間を読み違えていたこと。直前の投稿でも
村松さんは21時30分を超えない約束になっていると言っていましたよね。それを見てオーラスなのにそんな時間に終わるはずがないと思っていたのは、私だけではなかったと思います。スマコンの事を知らなすぎたと思います。
生意気なこと言ってごめんなさい。でも、これだけいろいろな細かいところにまで配慮してくれたすばらしい掲示板を作って下さった方が、終演時間が読めなかったというのがとても残念なのです・・・(もちろん本当は終演時間を守らなかった主催者側がいけないのですが)
私は、今後宮城スタジアムでコンサートをやることがあったら、また村松さんの掲示板を活用して行きたいと思っています。
そして、村松さんやボランティアの方々への感謝の気持ちは今も変わりません。
本当にありがとうございました。
本当にご苦労様でした。
[639] 感謝の気持ち Name:Yuki5 Date:2003/09/08(Mon) 18:53
かなり直前になって遠征を決意したため、読んでいるだけでしたが
たくさんの情報をいただけて本当に助かりました。
村松様はじめとするボランティアの方には本当に感謝しています。
私は、比較的スムーズにシャトルバスに乗れて、混乱は全く知りませんでした。
ファンはきっと4時間はあると誰もが思っていた(わかっていた)と思うので、
情報をいただくだけ頂いて、そういう情報をお分けできなかったのが
残念です。
気になったのは、行きは補助席まで埋まっていたバスが、空席あるまま
発車したことでした。
限りあるスタッフ数と時間とバスですから大変だったと思いますが、
確認できてたらもうちょっと人のさばける速度が違ったかもしれませんね。
ファンも大変だったと思うけど、スタッフの大変さを知って感動しました。
来年以降、SMAPはもう来ないで!って思わないでもらえたら嬉しいです・・・
[638] 日本語は難しい? Name:ロロ Date:2003/09/08(Mon) 18:49
ゆうさんの意見に賛成です。
よくよくお伝えください、、って、、、あなたはどなた?って感じです
本当に私たちのために心も体も使って、疲れていらっしゃるのですから
「ご苦労様、ありがとうございました。本当におかげで素敵なコンサートでした」
としか、言えませんし、心からそう思っています。
こんなに陰で私たちのために考えてくださった方がいらっしゃったから、
一つの素晴らしいコンサートが、素晴らしい思い出となって心に深く残ったのですね
本当に知りませんでした。
村松さま、ボランティアのみなさま
本当にありがとうございました。
[637] 読ませていただきました Name:オーラス初参加 Date:2003/09/08(Mon) 18:48
私もシャトルバスの仕切りの悪さ、対応の鈍さに辟易した一人です。
陰でご苦労があったのはわかりますが、スマップの終演が伸びたのが
すべての失敗の原因のように書かれているのは、少々不快です。
終演9時、最悪9時半というのは、来ているファンは誰一人考えていない
時間設定だったと思います。
5時半きっちりに始まって、終了は9時半をまわるであろうと思っていた
人がほとんどだと思います。
オーラス初参加の私も、ネットなどの情報で、そのように理解しており
ました。
その件については異論もあると思いますが、それがスマップコンサート
の実情です。コンサート事務局なり、キョードー東北なりにきっちり
クレームをつけていただくしかないでしょう。
「綿密な打ち合わせ」と書かれていましたが、9時半終演以外にも、
「雨が降るとは思わなかった」こと、「雨さえ降らなければ声は通る
はずだった」などを読んでいると、ずいぶん楽観的な計画であったと
感じずにはいられません。
実際、天気予報では2日前までかなりの確率で雨でしたし、来ていた
ファンのほとんどが雨対策の用意をしていたはずです。
終演が伸び、雨が降り、多少の事故があるかもしれないことを想定した
うえで、計画を立てるというのが本来「計画」と言えるものではないで
しょうか。
宮スタの立地の決定的な悪さはありますが、対応策として、いくらでも
改善の余地はあったように思われます。
是非、今後の対策としてこの経験を生かしていただきたく、お疲れの皆様
に大変申し訳ありませんが、厳しいことを言わせて頂きました。
[636] 言葉足らずでした? Name:ろみ Date:2003/09/08(Mon) 18:33
おもしろい、というのは笑っちゃう、という意味ではなく。
素晴らしい、という意味だったのですが。
これだけ濃い内容の、まさに”SMAPライブバックステージ”、是非、本にして出して頂きたい!これ読んだら、どんなに帰宅が大変でも、みんな怒らない、怒れない、と思います。もっとマナーを守るようになると思います。
で、一番言いたかったことは。SMAPオーラスだったんだから、仕方ないことがいっぱいあったんだ、って村さんに思って欲しいってこと。人間、特に過労の時などに、本気で反省などしすぎてストレスをもろに感じすぎると、本当に病気になりますので、ある程度は受け流す、気持ちで後処理にあたってください。そしてそのことは他の皆様にもよくよくお伝えください。
[635] ちょっと Name:ゆう Date:2003/09/08(Mon) 18:16
ろみさん。
おもしろすぎますっていうのは無いでしょう。笑えません。
考えさせられる事がたくさんあったと思いませんか。
何か、言葉出ないです…。
[634] プロジェクトペケ最高です Name:ろみ Date:2003/09/08(Mon) 18:03
おもしろすぎます!是非 SMAP MIJ DVD のバックステージに収録してもらいましょう。ってカメラは回ってなかったですよね。残念。ちなみに、わたしは東京から参加。座席はWAブロック、往路はぐる〜っとスタジアム1周たっぷり歩かされ、規制退場はスタンド最後、タクシーは2時間半待ちでした。でもね、SMAPオーラスって、とにかく長いんです。規則も予定も全てを無視して長く演じ続けるのはSMAP自身。誰が急かしても、ファンの為に最善最長を尽くす、それがSMAPオーラス。おととしは札幌ドームがオーラスで、地下鉄などに”8時半ごろ混雑しますので(うんぬん)”のポスターがたくさん貼ってありましたが、終わったのはやっぱり10時近く。混雑は11時頃がピークでした。どこでやってもそんな感じですので、村さん、あんまり気にしないでくださいね。
[633] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 17:46
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」後半 最終回
0:20
無線連絡。最後の仙台駅シャトルバス発車。
酒井が叫ぶ。沢乙口の警備員。絶対にバス優先だ。わかったな、オレがいいというまでバスだけ誘導しろ。
モニターには沢乙口が映し出される。最後のシャトルバスがようやく沢乙口を通過していく。その時刻は0:25
コンサートが終了して実に2時間半がたっていた。当然終電は全て終了している。仙台駅に到着するのは恐らく1時頃だろう。
お客さんの苦労を考えたのだろう、石井は目を閉じた。
川辺が失敗だったか、とつぶやく。
伊藤が言った。仙台駅にかためすぎた。
小野が言った。いまさら何を言ってもダメだ。計画の問題だし、それ以前に終演時刻を見間違ったからいけない。
村松が言った。グランディ・21連絡協議会では21:00終演と決まっている。多めにみて21:30が許容範囲だ。それ以上では住民を説得できない。
これは問題になる。暗い顔で村松が付け加えた。
大橋が言った。今度は一般車の速やかな退出だ。3時間、すなわち0:50を超えてはならない。
0:40
村松はボランティアセンターに向かうため、本部から出ようとした。
誰かが叫んだ。お疲れさん!
別の誰かが言った。疲れているのはお客さんの方だ、バカたれ!
お疲れは今言う言葉じゃない。
村松は言いようのない敗北感を味わっていた。
プロジェクトX(ペケ)
[632] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 17:35
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」後半 その12
0:10
マナー違反の客の静止で疲れ切った大橋は言った。シャトルはどうなっている?
小野が答える。沢乙口で渋滞気味だ。
警察はどうした。
警察は11時前に撤退したようだ。
なあんだ肝心のときに役にたたないじゃないか。誰かが暴言を吐いた。
プロジェクトX(ペケ)
[631] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 17:28
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」後半 その11
23:55
無線が入った。利府側タクシー全員乗車完了と。タクシーの整列にあたったのはボランティアだけで警備員はしなかった。
タクシーが来ないと文句を言われた。輸送本部から各タクシー会社に支援を要請したが、断られた。事前にはあれだけ協力すると言ったではないか。
松木は怒っていた。あまりにも勝手ではないか。
村松は松木に再度聞いた。9時半をまわらないと断言したじゃないか。
伊藤が言った。キョードーさんでもわからんのがSMAPのコンサートらしい。
額面通り9時に終わると受け取って、臨時電車のダイヤを組んだJRさんの苦労はどうなる。10時ちょい前終了なんて臨時電車に何の効果もないじゃないか。
伊藤は怒っていた。
石井は疲れた顔で微笑んだ。
村松は思った。昨夜9/5は22時半まで議論したじゃないか、それが全て水の泡となったではないか。昨日ボランティアの一人が仙台駅シャトルバス利用者1万人を確実に出せばこの計画は成功する、と。だから、1台4分いや3分で乗車させないと苦しい、と。
時計は0時をまわった。
大橋が大股で入ってきた。
プロジェクトX(ペケ)
[630] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 17:15
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」後半 その10
23:50
村松は胸が痛んでいた。モニターで映し出される仙台駅シャトルバス待機列には子供の姿もある。何とか短くならないのか、と思った。
往路ですでにこの予感はあったのだ。11,200人という数は、仙台駅シャトルバス最多であった。昨年はこの半分。ベガルタ戦ではさらにその半分程度しか利用しない路線だった。10バース1台50人5分で、2時間はかかる計算なのだ。
定員利用をするな、と念を押した。
が、現場対応はそうではなかった。
10バース造れといった。つくっただけで機能しなかった。
問題点が問題を呼んだ。
往路では仙台駅東西自由通路を越えて、西口バスプールにまで及んだ。バース数確保と賢明な警備で往路は最終便(最後の乗客が来るまで待った)を除いて、全員開演に間に合った。
復路は、暗さと雨に加えて、出口混雑が加わった。
沢乙口警備員へのいらいらはピークを迎えた。
あれほど言っているのに何やっているだ奴らは!ボケばかりか!
怒号が飛び交う。酒井や小野は無線にかじりついて警備員一人一人に指示をだしていく。
このままでは0時をまわってしまう。
既に石井はなすすべなく、押し黙って他の者のやりとりを見ている。
プロジェクトX(ペケ)
[629] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 16:02
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」後半 その9
23:40
それまでほとんど黙って見ていたキョードー東北の松木(仮名)が無線連絡を終わると、憮然とした表情で叫んだ。駐車場Bはいったいぜんたい警備員はいるのか。
酒井が怒鳴る。いるに決まっているではないか。
松木が言う。では確認してくれ。
酒井はただちに無線連絡する。絶対数が少ないのだ。無線の声が叫ぶ。余りにも暗すぎる。どうしてもっと明るくしてくれなかったのだ。
村松が言う。シャトルバス待機列のボラからも同じ報告が来ている。乗降場が暗すぎる。
松木が叫ぶ。今照明のことを言ってもしょうがないだろ。とにかくスムーズに出すことが先決だ。
村松が沢乙口に通じるシャトルバス乗り場を移しだしパンする。
あっ。伊藤が叫ぶ。上までバスが連なっているではないか。沢乙口の警備員は何やってんだ。
酒井が無線に怒鳴る。おまえら何やってんだ。あれほどバスを出せ、と言っただろ。赤でも出せ。とにかく出せ。責任はオレがとる。
さすがに無線の向こうから返答はなかった。
沢乙口のモニターがうつる。
警備員4名が一般車を止めて、5分以上もバスを出し続けた。
ようやくバス乗り場のバスの滞留がなくなった。
プロジェクトX(ペケ)
[628] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 15:39
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」後半 その8
23:30
石井が本来の落ち着いた声で言った。利府発最終電車は23:40に決めた。仙台駅到着は23:56頃。岩切で松島行き最終に接続でき、仙台駅でも全最終列車に接続できる。
ほっとした雰囲気が流れた。
仙台駅シャトルバスの待機列はサブトラックとメインアリーナの間に長く伸びていた。雨が容赦なく待機列の人々に降りかかる。
ボラから無線が入る。バスの台数が少ないのではないか。
村松が答える。そんなことはない。仙台駅からはどんどん帰ってきているんだ。乗車が雨で遅くなっていて、またグランディ・21から出るところで渋滞になっている。
こっちで沢乙口をコントロールするからちょっと待っててくれ。
酒井に声をかける。沢乙口はもうちょっと何とかならないか。
警備に初めて口を出した。伊藤が続けていう。シャトルバスの円滑運行こそが第一条件だ。乱暴に言えば一般車はそれから後でよい。
酒井が答える。十分に分かっている。
部屋の中の雰囲気は最悪になっていった。
プロジェクトX(ペケ)
[627] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 15:25
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」後半 その7
23:20
仙台駅シャトルの待機列は3000名以上!と外周バイト無線から情報が飛び込んできた。川辺はすぐにシャトルバス発着所係員に無線連絡する。どうして列が減らないんだ、と。向こうがどなる。バスに乗車できても発車できる間隔がどんどん長くなっているんだ。沢乙口が渋滞しているんだ。
何だと!と伊藤が叫ぶ。
モニターで沢乙口が映し出される。確かにバスは右折を待っているようだが。
酒井が無線で叫ぶ。バスを優先させろ。何でバスを出さない。
警備員が答える。勝手なことを言うな、一般車で渋滞するぞ。
酒井はそれでも怒鳴る。バスが出ないと人はさばけない。そんなことがわからんのか。
雨と渋滞で明らかにさばくペースが落ちてきていた。
本部全体が沈痛な状態となった。
川辺が叫んだ。多賀城からの石巻、松島海岸、仙台駅行き臨時運行が開始した。
各1台だが、松島が足らない。1台を充当する。
村松はややほっとする。確か石巻に宿泊する人は多いはずだ。
プロジェクトX(ペケ)
[626] お疲れ様でした Name:智 Date:2003/09/08(Mon) 14:41
村松さんの「怒号の輸送警備本部(実録)」を読んで、あの最高に盛り上がったオーラスの影でこんなことが起きていたのかと、数多くのボランティアの方や関係者に感謝いっぱいです。
今後のために生かしていただければと思い、気付いたことを書かせてもらいます。
駐車場Bを利用しましたが、規制退場の最後の方だったので、すでにスタジアムからの通路の中央に泉行きのバスの列があり、駐車場に向かう人たちかバスを利用する人なのか分からない状態も見受けられました。係の方が拡声器で説明していましたが、ロープで列を誘導させるとかしないと割り込みが出来てしまうんじゃと心配しました。
駐車場の出口に向かう列もバラバラで、入口付近に止めたので1時間半ほど車の中から見てたのですが全く進まない状態。仮設トイレの方から回っていった車があったので、マネてみると出口に近い並んでない列に入ってしまい、「あ、しまった!割り込みになった」と思ったものの前に進む以外方法はなく…。そのまま誘導で出られたので24時1分前にはゲートをくぐることができたのですが、出口に横4台並び、そこに四方八方から集まってる状態ではどうしようもないなと思いました。コーンを立てるとか動線の確保に何らかの方法をとるべきかもしれません。また照明の暗さも問題かもしれません。
[625] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 14:24
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」後半 その6
23:10
村松は部屋を出て、6F屋根の先に行った。そこから円形広場をのぞむことができる。利府駅シャトル待機列は確認できなかったが、雨で無線状態が悪いのをここまでくればカバーできる。
無線をとる。今後のバスが最終だ。その後は利府駅と仙台駅に分かれる。お客さんに聞いて貰ってくれ。
無線が続々と入る。仙台駅行きを希望したら断られたとお客さんが怒っている。どうするんだ。村松が答える。あくまでも利府駅行なんだ。仙台駅行きではない。仙台駅行きのシャトルバスでは数千人の人が並んでいるんだ。今利府駅行きに並んでいる人だけを対象にしないとバスのやりくりができない。だから、利府駅シャトルバスは電車がないために、利府駅行きバス+電車の役割をして、利府街道で運行する。そのことを説明した上で、利府駅行きチケットを買って貰ってくれ。
へりくつだ。まさに。
だが、無線は仙台駅、泉中央、多賀城のシャトルバス待機列を整理しているボランティアにも聞こえている。数千人のうちの千人でも今利府駅シャトル待機列に並ばれたら、バスのやりくりがつかないから、また仙台駅シャトルバスに並んでもらうしかなくなるのだ。
村松はこのへりくつを押し通した。
ふと後ろを振り返ると、伊藤が心配そうに立っていた。伊藤は言った。ありがとう。
プロジェクトX(ペケ)
[624] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 14:03
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」後半 その5
23:02
最後のお客さんがアリーナの席を離れていった。
片づけも最高潮を迎える。
23:05
石井は利府駅と連絡をとっていた。川辺は多賀城駅のシャトルバス係員と連絡をとっていた。村松はモニターを操作していた。鈴木は泉中央駅シャトルバス係員と連絡をとっていた。外の警備を見てきた小野が戻ってきた。酒井は泉口の警備員と喧嘩していた。能なしよばわりをしていた。
みんな殺気だっていた。
石井が口を開いた。利府駅シャトルバスを仙台駅にきりかえることを乗客のみなさんに言ってください。そして現場で利府駅がいいか仙台駅がいいか選択させていただいてください。仙台駅へは利府街道を走りますから、渋滞のため時間がかかります。そのことを伝えてください。石井は利府駅シャトルバス係員に同じことを伝えた。
村松は無線をとった。その瞬間、仙台駅シャトルバス整理にあたっているボランティアからかみつかれた。村松は返事をしなかった。引き続き仙台駅シャトルの整理に当たって下さい、とだけ伝えた。
外周無線にも同じことを伝えると、村松は1時間半ぶりに椅子に座った。
疲れた、と思った。
プロジェクトX(ペケ)
[623] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 13:49
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」後半 その4
23:00
終演してもう1時間もたつんだ。伊藤がぽつりと言った。1時間があっという間に過ぎた感じだった。スタジアムでは片づけが黙々と進んでいた。
川辺は運んだ乗客の集計をしていた。1時間で3万人の乗客を全シャトルバスで運んでいることが分かったが、まだ待機列が長い。あちこちから無線が入る。とにかく電話はなりぱなし。騒然として雰囲気が続いていた。
サブトラックの放送室に、少しでもなだめようと放送を頼む。テレビモニターで見る限り、バスの台数は確実にある。
だが、泉中央駅シャトルバスがなかなか帰ってこなくなってきた。
川辺がつぶやいた。まずい。
鈴木は叫んだ。30分早かったら全然違ったのに。
だれのせいでもない、21:50終演。だが、その遅さは宮スタ輸送計画にとっては致命傷となった。
プロジェクトX(ペケ)
[622] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 13:33
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」後半 その3
22:50
石井が村松に言った。利府シャトルが仙台に行くことを伝えるのはまずい。ぎりぎりまで待ってくれ。
村松はなぜだ、と聞いた。
川辺が答えた。仙台駅シャトルバスの並びはたぶん4000人だろう。彼らにこの情報が行くと利府駅シャトルは破綻する。バスはもうないのだ。利府駅シャトルバスが仙台に行ったらもはや戻ることはないからだ。
村松は無線にしゃべった。
23:10が利府駅行き最終バスとなります。列車はこのバスの到着に合わせて運行します。
即座に無線が入る。1000人もいるんだ。23:10最終でいいのか。今はそれしか言えない。何とかしろ。怒号が飛び交う。
タクシーで利府駅に向かう人がいる、どうするんだ、と無線が入る。利府発最終は23:30頃だ。間に合わないかもしれないから、仙台に誘導しろ。
プロジェクトX(ペケ)
[621] ありがとうございました Name:ロロ Date:2003/09/08(Mon) 13:17
こんなに終演時間を気にしたオーラスはありませんでした。
むらさんの顔(お会いしたことはありませんが、、、、)浮かんできて、これから本当に大変なのだろうな、、と、、
私はB駐車場。車で待ちましたが、雨が降ってきて、シャトルバスの方たちが優先。これで正解!!と思っていたら
沢の口出口にさしかかった時、なんとシャトルバスの渋滞列が、、、、、、、、、、
本当に単なる参加者の私が心配しても仕方ありませんが、車の中全員で、、
「電車も、お客さんも、スタッフも大丈夫なのだろうか、、、、」と本当に心配しました
まだ村松さんのレポが続いていますが、、、、◎だったという報告を期待して、、、、
沢の口との交差点を超えてからは、全く混むことがなく、しらかしICから帰ることができました
本当に本当にありがとうございました。
どうぞみなさんお体をお安めくださいね。
[620] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 13:04
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」後半 その2
22:45
今度は石井が決断を迫られていた。利府駅シャトルバスは幸運にも20〜25分の運行時間で運行していた。だが、あと列車は4本程度しか出せそうもない。利府駅シャトルの最終を決定しないといけなかった。
村松は言った。ボランティアの話ではまだ1000人いる。今最終便の話はとてもできない。酒井が言った。警備員の情報だと300名程度だ。だが、こっちからモニターできないのか。村松は必死でモニターをあやつった。どこかに映ってくれ、と。暗闇の中に群衆がいることがわかったのはそれからすぐだった。
石井が叫んだ。あんなにいるじゃないか。とても間に合わない。
伊藤が叫んだ。仙台駅に行かせろ。
鈴木は言った。泉中央も間に合わない。仙台駅に行かせる。
石井が言った。全部仙台駅か。そんなことしたら仙台駅がパニックになる。
村松が言った。仕方がない。でも仙台に行かせることが重要だ。仙台なら屋根もある。24時間営業の店もある。利府には何もない。とにかく仙台に行ってください。
石井は言った。バス会社はいいのか? 負担は全部バス会社の負担になるだけだ。本当にいいのか。
伊藤は答えた。石巻、松島海岸にもう行っているじゃないか。21:50になったのは誰のせいでもない。プロの心意気を見せようじゃないか。
石井はまた親指をたてた。村松は安堵して、無線をとった。
プロジェクトX(ペケ)
[619] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 12:51
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」後半 その1
22:30
川辺は決断を迫られていた。多賀城駅シャトルバスは30分程度の所要時間で運行されていたが、雨が強くなるとともに運行時間はみるみる延びていっているのだ。40分かかるとなると、石巻行最終電車23:10発にぎりぎりの時間だった。
無線でバス発着所と連絡を取る。お客さんはいっぱいいるのか。無線から怒号がとぶ。いっぱいいる。なんとかしろ。川辺は多賀城駅のシャトルバス係員に電話をいれる。お客さんの状況はどうか。電話からは問題ないという連絡が入る。
伊藤が決断した。多賀城駅シャトルは多賀城駅到着後、石巻、松島海岸、仙台に行かせる。そう指令を出せ。
川辺は言った。運転手に今伝えるのか。伊藤は言った。伝えないでどうする。お客さんが路頭に迷うことになる。運転手もプロだ。分かってくれるはずだ。
石井が親指をたてて笑顔で言う。みんなプロじゃないか。
川辺は即座に無線をとって指令を出した。
あとは多賀城駅シャトルの係員がうまくやってくれればいいのだが、と鈴木がぽつりと言った。
プロジェクトX(ペケ)
[618] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 12:24
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」〜電話の嵐〜
輸送警備本部は宮城スタジアム6階の特別室1に作られた。メンバーは、JR、バスなど輸送機関関係者(6名)、キョードー東北(1名)、警備担当者(スタジアム内、外、住宅地担当の3名)、それにボランティア代表の私だった。
私は13:30〜17:40、21:00〜1:00過ぎ、本部に居た。
公演中は電気をおとし、カーテンを閉め、真っ暗状態。電話も無線も入らなかった。
終演後は、電話は10秒おきくらいになりまくり、5系統の無線もあちこちでつながる。みんながそれぞれで指令を出し、情報を得ている。
本部には20数台のテレビモニターがある。
このモニターはグランディ・21内の重要部分を映し出している。シャトルバス発着所、泉口、沢乙口、中央ゲート、第一駐車場などを常に撮している。カメラの位置はリモート操作できる。
ただ、利府シャトルの待機列だけがうまく映らなかった。これが実は致命傷となる。
プロジェクトX(ペケ)
[617] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 12:14
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」その9
22:20
スタンド席が空になる。少なくとも33,000人の人が出たことになる。
ボランティアから無線が入った。グッズ売り場に人が殺到している、と。外周担当、ボランティアともに、早めに待機列に並んで頂くようにアナウンスするが、本当に多勢に無勢状態だ。
これがおーらすなんだ。ぽつりと伊藤がつぶやく。
それまでほとんど無言だったバス運行責任者の川辺(仮名)が言った。泉中央シャトルバスがうまくまわってない。この後混乱する。
この言葉を証明するように、その30分後、サブトラックでシャトルバス運行状況を見ていたボランティアから泉中央駅待機列のすすみが悪いと連絡が入った。
プロジェクトX(ペケ)
[616] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 12:06
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」その8
22:00
雨が降り始めた、という一報が入った。
みんなは緊張した。雨が降るとシャトルバス待機列は乱れ、収拾がつかなくなる。村松は思った。しまった。やっぱりさっき指摘しておけばよかった。いまさら後悔しても遅いのだ。公演中、シャトルバスの発着所では綿密な打ち合わせが行われた。バース数の確保や整列方法。駐車場側に入った時点で、シャトルバス運行会社の担当、道路を挟んでスタジアム側はボランティアと外周バイトの担当と分けられた。そのとき、多賀城と仙台は一緒というバス会社側の話を聞いて、それはまずいぞ、と思っていたが、雨さえ降らなければ、案内の声は通るし大丈夫だろうと、思っていた。
失敗した、と村松は思った。
雨など降るはずがないと思ったとき、足をすくわれた。
プロジェクトX(ペケ)
[615] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 11:06
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」その7
21:55
スタンド席はあっという間に人がいなくなっていった。各シャトルバス発着所に人の列ができはじめたが、この時点ではすぐに吸収され、バスは円滑に運行していた。
誰の目にもバスは大丈夫だと思った。いや、思いたかった。
アリーナ席を見ていた酒井が小さく「あっ」と叫んだ。
大橋を含む10名程度の警備員と係員で、規制退場を守らないお客さんを抑えていた。もろくも崩れ去った。警備員1人が下敷きとなった。お客さん1人が倒れたが、すぐに立ち上がって、小走りで出口に向かった。他の警備員と係員が体勢を立て直して抑えた。
小野が憮然として言った。これはもうお客じゃない。暴徒だ。モラルやマナーなんて全くないのか。子供もいるじゃないか。
みんなは沈黙していた。
プロジェクトX(ペケ)
[614] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 10:59
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」その6
21:50
村松が部屋に戻る頃、コンサートは終了した。結局村松は最後の瞬間は見ていなかった。
石井は頭を抱えたままだったが、伊藤の「さ、始まった」の一言で、顔を上げた。
みんなもう疲れていたが、あと一がんばりだった。
伊藤は多賀城駅、泉中央駅に確認の電話を入れた。
石井は一人計算していた。お客さんの人数とバス台数、列車本数だ。村松は電話でサブトラック放送室と連絡をとりあっていた。サブトラックの放送室はシャトルバス発着所近くなのでお客さんに情報を出しやすいのだ。
21:50終演。この時刻の深刻さに、みんな気づいていたが、だれも必要以上の口をきくこともなく、ただただ、黙々と作業を費やしていた。
プロジェクトX(ペケ)
[613] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 10:33
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」その5
21:45
本部内は沈黙が支配した。花火があがったあと、コンサートは大団円を迎えていた。村松が外に出ると、グランディ・21の職員がそっとコンサートの進行状況を見守っていた。客席はカラフルなペンライトでしめられ、スタジアム全体が夜空の中で光のページェントを演出していた。空は晴れ、星が出ていた。
プロジェクトX(ペケ)
[612] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 10:27
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」その4
21:40
伊藤が叫んだ。また出てきた。タフだなあ。SMAPには良い曲が多いからファンも多いのだろうな。だが、もう止めてくれないと本当に困るな。
アリーナを見ていた、警備の酒井(仮名)は言った。結構お客さんがなだれこんでいる。これを止めるのはもはやできない。多勢に無勢なんだ。
小野が答えた。警備は最善を尽くしていると思う。お客さんはアンコールで気持ちがたかぶって、やりたくてやっているから止めるのはもはや無理だ。
一人離れて座った石井は無言で頭を振った。限界だった。
プロジェクトX(ペケ)
[611] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 10:20
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」その3
21:35
バス担当者の鈴木(仮名)がぽつりといった。オーラスだからトリプルアンコールがあるのではないか。今2つめだから、3つめまで。
警備の小野(仮名)が答えた。大橋(仮名)は下(アリーナのこと)で頑張っている。大丈夫だろう。各ゲートの配置も確認済みだ。もう終わるだろう。
村松(本名)は叫んだ。だが、21:30をあまりにも超えると輸送計画は破綻する。終電がなくなり、多くの人が宿を失う。何とかしないといけないかもしれない。
石井が答えた。各方面の終電は若干遅らせた。大丈夫だ。だが、10分押しが限度かもしれない。
プロジェクトX(ペケ)
[610] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 10:08
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」その2
21:35
石井に利府駅から連絡が入った。電車の運転士はお客さんを運ぶのが仕事だから1時間でも2時間でも待っている、と言っていると。石井の目に涙が浮かんだ。続いて多賀城、仙台駅からも情報が入る。仙台駅からはお客さんは疲れているから今日は朝までコンコースを開けておこうという。石井は一言、ありがとう、とだけ伝えた。
伊藤は各シャトルバスが順調に運行を開始したことを確認した。
この時点でJRだけが苦悩の中にいた。村松(本名)は一人ぽつんと離れて座っている石井に冷たいお茶の入った紙コップを黙って差し出した。
プロジェクトX(ペケ)
[609] 怒号の輸送警備本部(実録) Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 09:59
プロジェクトX(ペケ)敗残者たち
「怒号の輸送警備本部」その1
9/6(土)21:05頃
バス担当者の伊藤(仮名)はモニターを見ていた。終演だ。アンコールが始まる。
伊藤の声につられて、みんなが全警備員、係員、ボランティアへの無線連絡に入る。無線系統は全部で5つ。すべてが機能的に動いていた。まだこのときはその後の修羅場を予想するものは何もなかった。
21:30
JR担当者・石井(仮名)は頭を抱えた。利府駅最終22:50以降2本しかないから、全列車計画遅延措置しかないと、思った。列車の発車を意図的に遅らせる措置に踏み切った。この時刻には臨時電車の半分がほとんど空で出発した後だった。
プロジェクトX(ペケ)
[608] ありがとうございました! Name:まめ Date:2003/09/08(Mon) 09:56
お疲れ様でした!
こちらのHPを拝見させていただいていたので、今年は必ず去年よりも良くなっているはず!
と期待して参加させていただきました。
期待通り、たくさんのボランティアの方々に親切にしていただき、本当に感謝しています。
ただ、やはりあれだけの規模のイベントに不慣れなのか、帰りの混雑は大変なものでしたね…
私はタクシーを使ったのですが、結局乗れたのは終了2時間後でした。
タクシー乗り場に1台もいない状態が何十分と続き、雨は降るし寒いしで、文句を言う人よりもぐったりとしている人の方が多かったと思います。
乗った後、運転手さんに「どうしてタクシーがあんなに少ないの?」と聞くと「渋滞がひどくて儲けがないから、一度お客さんを乗せて仙台まで行った車はほとんど戻ってこない」との返事でした。最初に待機していたタクシーもわずか500台とのこと。あの人数に対して500台!?とちょっと驚いてしまいました。
SMAPのファンはほとんどが県外から来ている人たちです。おまけに女性が大半なので、お金を遣うことを惜しまないため、会場から仙台駅までタクシーを利用する人が他のアーティストの方やサッカーの試合の場合より多いのではないでしょうか?
松村様、苦情ばかり申し上げてすみません。
スタッフの方々の力不足、とは思っていません。事実、タクシー待ちの時も、周囲から「スタッフ頑張ってるのに立地が悪いから大変」といった声が結構聞こえていました。
去年色々と言われていた箇所は、いい方向に改善されていたと思います。
来年、もしあるのなら、より良いコンサートになることを祈っています。
スタッフの皆様、本当にお疲れ様でした!!
[607] Re:お疲れ様でした Name:村松 Date:2003/09/08(Mon) 09:45
>とおっしゃっていますが、それは違うと思います。
はい。私もそう思います。昨夜は飲みすぎて思わず書いてしまったのでした。すいません。
というのも、メールだとか電話だとか、で、苦情をおっしゃる方が多いので。謝るのは楽ですが、これが結構な数だと、精神的には疲れるのです。
変なこと書いてすいませんでした。と、また謝る奴(笑)
[606] お疲れ様でした Name:かな Date:2003/09/08(Mon) 05:34
村松様
コンサート前からこのHPを拝見し、ボランティアの方々の頑張りに感謝していたひとりです。
ですから敢えて言わせてください。
村松様は
・・・・地面に額をすりつけて、さんざ謝っても、気が済まないのでしょうね。みんな。
とおっしゃっていますが、それは違うと思います。
他の掲示板はともかく、ここの掲示板に来る人間はどれだけボランティアの方々が頑張っていたか知っています。
感謝もしています。
ただ、やはりもっと改善の余地があるだろうと意見を述べているのだと思います。
単なる苦情を述べているわけではないと思うのです。
確かにあれだけみなさん頑張っているのに色々なところで苦情が出て、非難され、嫌になってしまう気持ちもわかります。
ですが、もう少し気持ちが落ち着いたらもう一度ここの書き込みを見てみてください。
単なる苦情ではなく、改善してほしい点に対して意見を述べていますから…
有益な意見もたくさんあるはずです。
村松様他ボランティアの方々のの頑張りを見て、そして少しでも自分も役に立ちたいという気持ちで意見を述べている人が多いですから…
村松様の書き込みを見て、悲しくなってしまい、書き込みさせていただきました。
村松様、ボランティアの方々、本当にお疲れ様でした。
[605] どうもありがとうございました その2 Name:みほ Date:2003/09/08(Mon) 05:04
(つづき)
最も気になった点はやはり、バスの列の作り方です。照明が極端に少ない暗がりで列がどのように
できているか把握しづらく、列は完全に崩れて横8人程に拡がってしまい追い抜き放題、割り込み放題、
更に最後の部分のフォーク式に乗り場が分割されている部分で全く誘導が行われていなかった為、
ものすごく不公平が生じたように思います。
(例えば札幌ドームのバス誘導路は、四列でいっぱいになる程度の細い間隔で厳密に仕切ってあり、
フォーク式の分岐点ではそれぞれの入口で係員が誘導してくれてスムーズに列に並ぶことが出来ます。
細い誘導路に入るまでの仕切りは、立ち入り禁止テープやロープではなくフェンスです)
あと前に書かれている方がいらっしゃいますが、「仙台行きと多賀城行きが途中まで一緒」
というのも、仙台の列に横入りし放題という状況を招いていて、皆不満タラタラでした。
帰りのバスの列を作るのは難しいようで、味の素スタジアムなども悲惨な状態ですから
宮城に限ったことではありませんが、終演後に徒歩で行ける最寄り駅のない宮スタにおいては
バスは命綱ですのでやはり改善は必須だと思います。
私は規制退場が一番最初でしたが、早くバスに乗れたなりにも現場は大混乱しておりましたので、
終電や臨時列車がなくなったことだけが輸送計画破綻の原因とは思えません。
根本的に列の作り方が甘く、それが余計に不満につながった気がしてなりません。
今後、他に例を見ない程長時間の公演をするSMAPがそちらにお世話になることがあるかは
わかりませんが、「最悪のケース」として今回の事態を教訓にして頂ければ幸いです。
[604] どうもありがとうございました Name:みほ Date:2003/09/08(Mon) 04:54
ボランティアの皆様、そして事前から情報を提供して下さった村松様、
本当にお疲れさまでした+どうもありがとうございました。
毎年全国を回っていますが、他会場のバイトの係員達に比べ、ボランティアの皆様の
真摯な姿勢になんだかとても申し訳なくなってしまいました。
我々がここに書き込みに来ているのは「苦情を述べに来ている」というよりは、
今後宮城スタジアムがよりよいイベント会場となることを願っているからだと思います。
少なくとも、私はそのつもりで来ています。それが我々のできる皆様へのご恩返しだと。
(つづく)
[603] 送迎車 Name:しゅうこ Date:2003/09/08(Mon) 01:31
続けて失礼します。
周辺道路の迎えの車がすごかったようですね。知人の話では道路の両側にズラーっと止まっていて場所によっては道路幅がギリギリに狭くなっていたようです。その為に人が路上を平気で行き来して車が進みたくても進めない状態だったとか。私も去年そのような状況を体験しました。
もし、次回もこのようなイベントがあれば『送迎車専用チケット』も300円ほどで販売してそのチケットを張った車だけがスタジアム周辺に入れるようにしたらどうでしょう。販売時に送迎の場所や決まりなどをきちんと明記しておけば少しは混乱も無くなるのでは?菅谷台周辺の方の迷惑も最小限になるでしょうし。
あんなに混乱するんだったら駐車場もブロック毎の出庫でいいかも。A→B→C→A→B→C繰り返すとか。暗い駐車場で運転に不慣れな女性の方が多かったようなので、的確な判断がしにくかったかもしれませんね。
もちろん村松様をはじめスタッフの皆様はあらゆる事を想定して輸送計画を立てていらっしゃると思いますが、一応参考までにm(__)m
[602] ファンも行儀良く! Name:しゅうこ Date:2003/09/08(Mon) 01:05
どの会場にもいますが規制退場を守らない人たち。帰りの足が不安なのはわかるけど自分勝手にムリヤリ走り去る姿はメチャクチャかっこ悪いです。
ボランティアの方々が危険の無いように一生懸命誘導してくださっているのに、立入禁止区域を堂々テープをくぐっていく人たちも情けないです。
思い通りにいかないことに歯がゆくて気が立ってしまうのは仕方のないことでしょうけど、それを誰かにぶつけても何の解決にはならないでしょう?
ファンも自治を守りましょうよ。「自分たちは前金で払っている客なんだ」と高い位置にいないでどうしたら気持ちよくスムーズに待っていられるか考えましょう。バスの列について前後に確認したり、スタッフに尋ねるときも丁寧な言葉を使ったりで、少なくとも私の回りでは待ち時間も和やかでした。
どうかSMAPにもらった幸せのエネルギーを怒りや愚痴でつぶさないでください。
[601] 対応に感謝。 Name:透乃 Date:2003/09/08(Mon) 00:35
宮城スタジアムのボランティアの皆様、及びイベンターの皆様
本当にお疲れさまです。
仙台公演は、毎回混乱が起きる場所です。
今年も、やはり同じような状況になってしまったことをとても残念に思いますが、数年前のイベンターさんとは違い、苦情に対する姿勢は、とても心に残りました。
終電がなくなり、雨の中2時間以上待ったあげくに、イベンターさんが出してきた案が、利府から仙台までシャトルバスを出すというものだったのですが、下り方面に帰る必要のあった私達はどうしても納得できず、さらに苦情をあげてしまいました。
でも、その時に応じてくれた方は、誠意をもって対応してくれました。
おかげで無事、宿に帰り着くことができ、本当に感謝しています。
判断を下すには、本部の人と連絡をとり、おそらく交通事情等の考慮をいれ、大変な手続きが必要だったと思います。
その中で、私達の無理を聞き入れてください、ありがとうございました。
苦情に対して、誠意をもって対応できるイベンターさんであれば、今後に対する姿勢も真面目にとりくんでいただけると感じました。
数万人規模で集まる宮城スタジアムの交通整理は、本当に大変だと思いますが、ぜひ今回の問題を次回の改善につなげていただければと思います。
雨の中、深夜までがんばってくださった皆様に改めて感謝いたします。
お疲れさまでした。